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衝撃的なニュースが飛び込んできました!
2020年4月、衰弱している男児(当時5歳)に十分な食事を与えず餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで男の子の母親・碇利恵容疑者と知人の赤堀恵美子容疑者が逮捕されました。
赤堀恵美子容疑者は碇利恵美容疑者を“支配下”に置いていたとのことですが、赤堀恵美子容疑者に子どもや家族はいたのか、なぜ洗脳されたのかなどについて調査してみました。
目次
5歳男児を餓死させた母親・碇利恵容疑者と知人の赤堀恵美子容疑者を逮捕!
知人女、1000万超詐取の疑い 福岡の5歳児餓死事件https://t.co/bADDlrDj6v
母親の碇利恵容疑者(39)とともに逮捕された知人の赤堀恵美子容疑者(48)が碇容疑者からだまし取るなどした金の総額が1000万円を超える疑いがあることが分かった。
県警は一家の生活困窮につながったとみて調べている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 3, 2021
2020年4月18日、福岡県篠栗町のマンションの一室で衰弱している男児・碇翔士郎くん(当時5歳)に十分な食事を与えず放置し餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで無職の母親・碇利恵容疑者(39歳)と同じく無職の知人・赤堀恵美子容疑者(48歳)が逮捕されました。
碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者は、2019年8月頃から約8か月にわたって翔士郎くんの食事の量、回数を減らし続けました。
そして、碇利恵容疑者は三男・翔士郎くんに10日連続で水しか与えず、翔士郎くんは栄養失調状態になってしまったのですが、2人は病院に連れて行ったりはしなかったため、翔士郎くんは餓死で亡くなってしまいました。
碇利恵容疑者が翔士郎くんが息をしていないことに気づき、赤堀恵美子容疑者が消防に通報したことで事件が発覚しました。
翔士郎くんに目立った外傷はありませんでしたが、あばら骨が浮き出るほど痩せてしまっていて、体重は2歳時並みの約12キロだったそうです。(5歳児の平均体重は18.9キロ)
碇利恵容疑者は事件当時、翔士郎くんを含む息子3人との4人暮らしで、福岡児童相談所などでつくる協議会は、夏休み明けの小学生の兄2人が極端に痩せていたことをきっかけに、2019年秋ごろから碇一家を支援対象として家庭訪問を行っていました。
そして、翔士郎くんが亡くなった後、2人の兄は児童相談所が一時保護したそうです。
警察の調べに対して、碇利恵容疑者は容疑を認めているのですが、赤堀恵美子容疑者は否認しているとのことです。
赤堀恵美子容疑者は男児餓死の洗脳者?
ネットでは「ひどすぎる」と話題になっていますが、碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者の関係性についても注目されています。
碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者は2016年4月ごろ、それぞれの子どもが同じ篠栗町内の幼稚園に通う“ママ友”として知り合いました。
しかし、赤堀恵美子容疑者は碇利恵容疑者を“支配下”に置いていたと言われており、碇利恵容疑者は赤堀恵美子容疑者に信頼を寄せ、次第に赤堀恵美子容疑者の指示通りに行動するようになっていったとのことです。
そして、赤堀恵美子容疑者は碇利恵容疑者から約200万を詐取したとして起訴されているのですが、3月3日、貯金の取り崩しや車の売却で工面したお金なども合わせると、碇利恵容疑者からだまし取ったりした総額が1千万円を超える疑いがあることが捜査関係者への取材で明らかになりました。
赤堀恵美子容疑者が碇利恵容疑者に対して行った主な行為をまとめました。
- 2019年5月に碇利恵容疑者が離婚した後、児童手当や生活保護費などの生活費の大半を管理する
- 2019年6月~2020年6月、碇利恵容疑者の元夫が不倫していたという嘘をつき、浮気調査費用などの名目で生活保護費や児童手当など詐取(浮気や調査の事実はない)
- 碇利恵容疑者の通帳を管理してお金を引き出し、車を売却させた疑い
- 翔士郎君が亡くなった後もだまし取る
- 碇利恵容疑者が行政への手続きに行く際に頻繁に同行し、対応も碇利恵容疑者にはさせず、自らが行っていた
- 街の職員に子どもの様子などを聞かれても答えさせず、赤堀恵美子容疑者が説明していた
- 行政による家庭訪問に反発
- 「子供が太っていたら夫との裁判で養育費や慰謝料が取れない」などと言う
- 2019年8月ごろ~共通の知人を架空の“ボス”と位置付け、「ボスが食べ過ぎと言っている。監視カメラで見張っている」と嘘をつき、一家に食事制限を指示
- 「しつけ」と称して碇利恵容疑者に子どもの食事を抜くよう指示
- 翔士郎くんが赤堀恵美子容疑者に反抗すると「しつけがなっとらん」と、碇利恵容疑者を責→碇利恵容疑者は翔士郎くんを押入れに閉じ込めるなどといった虐待を繰り返す
- 周囲に「育児放棄しているから、私が面倒を見ている」などと吹聴
- 「言うことを聞かないと、離婚した夫の元にヤクザを送り込む」と脅す
赤堀恵美子容疑者は、碇一家の食事の量を制限し、碇一家は赤堀恵美子容疑者が差し入れする少量の食事を分け合っていたため、事件当時は碇一家全員(碇利恵容疑者、翔士郎くん、兄2人)が低栄養状態だったとみられています。
また、碇利恵容疑者は生活保護費や児童手当などで月20万前後の収入があったと見られていますが、現金はほとんど所持していなかったそうです。
赤堀恵美子容疑者に保護責任者遺棄致死罪が適用できるか入念に捜査していたため、逮捕まで1年近くかかったとのことです。
しかし、赤堀恵美子容疑者が碇利恵容疑者から多額の生活費をだまし取って支配下に置いていたり、翔士郎君の健康状態を把握できる立場にいたりしたことから、赤堀恵美子容疑者にも翔士郎くんに対する「保護義務」があると判断され、逮捕に至りました。
赤堀恵美子容疑者は警察の調べに対して、「(子供の)食事量はコントロールできない」「金銭を受け取っていない」などと話しているそうです。
赤堀恵美子容疑者と碇利恵容疑者はママ友でなぜ洗脳された?
碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者は数年前に知り合った“ママ友”だったのですが、赤堀恵美子容疑者は碇利恵容疑者を“支配下”に置き洗脳したため、このような事件が起きてしまったと言われています。
なぜ、碇利恵容疑者は赤堀恵美子容疑者に洗脳されてしまったのでしょうか?
赤堀恵美子容疑者のように嘘で人を周囲から孤立させ、支配して搾取する事件は度々起こっていますが、専門家の方によると、そのような犯罪者はサイコパシーレベルが高いとされているとのことです。
そして、サイコパシーレベルが高い悪人はとても社交的で、支配しやすい相手を見定める能力が高いため、このような事件が起こってしまうそうです。
赤堀恵美子容疑者の子供や家族の存在は?
前述の通り、碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者は2016年4月ごろ、それぞれの子どもが同じ篠栗町内の幼稚園に通う“ママ友”として知り合いました。
また、ニュースの映像ではモザイクがかかっていますが、赤堀恵美子容疑者の画像の横に子どもらしき人物が写っていたため、お子さんはいると思われます。
碇利恵容疑者と赤堀恵美子容疑者が幼稚園で知り合ったのは2016年4月ごろであるため、この時期に入園したのであれば、赤堀恵美子容疑者のお子さんは現在8~9歳だと思われます。
また、ニュースの映像で赤堀恵美子容疑者と碇利恵容疑者がパーティーをしている画像が映ったのですが、そこで赤堀恵美子容疑者の横に座っている男性(モザイクあり)がいて、この方が赤堀恵美子容疑者の旦那さんなのではないかという声がありました。
しかし、詳細はまだ分かっていません。
ネットの声
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赤堀恵美子って色々とんでもないな…吉田純子思い出したわ
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早く養豚場行ってスライスされた方がいい
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碇利恵も赤堀恵美子も無罪でええから、施設に閉じ込めて10年ぐらい水だけ与えてみたらええやん
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赤堀恵美子の顔写真 どれもこわい。恐怖。
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自分ではやらずに母親にやらせるなんて赤堀恵美子の狡猾さには恐ろしさを感じる。
最後に
男の子に十分な食事を与えず餓死させたとして逮捕された赤堀恵美子容疑者について書かせていただきました。