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車いすバスケの北間優衣選手が話題になっています!
8月26日、武蔵野の森総合スポーツプラザにて東京パラリンピック車いすバスケットボール女子の1次リーグA組第2戦が行われ、日本は54-48でイギリスに勝利して開幕2連勝を飾ったのですが、北間優衣選手も首を振って相手の進路に先回りするなど好守を披露して、味方を援護しました!
北間優衣選手はどのような方なのか、プロフィールや経歴、出身校などについて調査してみました。
北間優衣(車いすバスケ)プロフィール
- 名前:北間優衣(きたま ゆい)
- 生年月日:1994年10月6日
- 出身地:兵庫県伊丹市
- 所属:日本生命保険相互会社/カクテル
- クラス:1.0
- ポジション:フォワード
- SNS:インスタグラム(名前:Yui Kitama、アカウント名:@yuuui.k09)
北間優衣(車いすバスケ)経歴は?
北間優衣選手は、先天性二分脊椎症という脊椎の病気の影響で、腹筋背筋から下がほとんど麻痺している状態のため、3歳から車いすを利用されています。
先天性二分脊椎症とは、主要な先天性奇形であり、脳神経外科、整形外科、泌尿器科などの治療が必要になり、それぞれ以下の様な症状が見られます。
- 脳神経外科領域→90%の症例で水頭症、10%で無呼吸発作、喘鳴、嚥下障害
- 整形外科領域→歩行障害、脊柱が左右に曲がるなど
- 泌尿器科領域→尿失禁、尿路感染症
しかし、北間優衣選手は小学校から大学まで養護学校や特別支援学校ではなく普通校に通っていたということです。
そして、中学生の時はバスケ部に所属するものの、最初はほぼマネージャーという立場で、顧問の先生の勧めで、地元の車いすバスケチーム「伊丹スーパーフェニックス」の練習を見に行ったことがきっかけでバスケを始められたということです。
その後、日本代表選手が所属する強豪チーム「カクテル」に所属し、中学3年生の時には代表合宿にも招集されました!
車いすバスケットボールでは、各選手に「持ち点」が与えられているのですが、障がいのレベルに応じて0.5刻みに全8段階に分かれていて、障がいが重い選手の場合は「1.0」、障がいが1番軽い選手の場合は「4.5」となっています。
北間優衣選手は、障がいのレベルが最も重い「1.0」なのですが、東京パラリンピックでも披露している相手の動きをブロックする守備を得意としていて、チームの勝利に貢献しています。
普段は日本生命に週2日で勤務していて、社員向け研修を運営するチームに配属され、社員研修用の資料作成や、名簿や座席表の作成といった事前準備、当日の運営といった業務をこなされています。
そして、初めてのお給料ではご家族でイタリアンを食べに行ったり、自分へのご褒美でケイト・スペードの ネックレスを買ったりしたということです。
北間優衣(車いすバスケ)出身高校や大学はどこ?
出身高校:兵庫県立伊丹高等学校
出身大学:追手門学院大学
兵庫県立伊丹高等学校は、兵庫県伊丹市にある偏差値55の県立高校で、著名な卒業生には中央大学大学院法務研究科教授の奥田安弘さんや神戸大学名誉教授の荒川祐吉さん、京都大学名誉教授の赤岡功さんなどがいらっしゃいます。
北間優衣選手は2010年、高校1年生の時の広州アジアパラで初めて日本代表に選出され、代表に定着していきましたが、2011年のロンドンパラリンピックではわずかな差で出場権を逃してしまいました。
そして、追手門学院大学は大阪府茨木市にある偏差値45.0~50.0の私立大学で、著名な卒業生には開運!なんでも鑑定団鑑定士の田中大さんや英国王立写真協会会員の須藤秀澤さん、ミュージカル俳優の原田千弘さんなどがいらっしゃいます。
大学4年間はリオパラリンピックに出場することを目標に取り組んできましたが、リオパラリンピックにも出場することはできませんできず、そのため、東京パラリンピックが初のパラリンピック出場となりました。
ネットの声
東京パラリンピックに車いすバスケットボール女子選手として出場されている北間優衣選手について、ネットでも様々な声が上がっているため、その一部をご紹介していきます。
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誰がなんと言おうと攻守において #北間選手 が効いていた。
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凄い献身的なプレー良いですね
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初戦白星に拍手です!今日は中継見られるかなー
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伊丹からみなさんを応援しています!!ファイトー
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スポーツには人の心を動かすすごいチカラがある
最後に
東京パラリンピックに車いすバスケットボール女子選手として出場されている北間優衣選手について書かせていただきました。
8月27日に有明アリーナにて行われる日本対カナダの1次リーグA組第3戦でのご活躍もお祈りいたします。