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パリオリンピックが白熱している中、イマネ・ケリフ選手が話題になっています。
それはボクシングで45秒で勝利したことです。
実はこの選手性別騒動でボクシング協会も声明を発表するまでに至っています。
そんなイマネ・ケリフ選手とはどのような人物やトランスジェンダーという噂や性分化疾患とはどのようなものなのか見ていきます。
イマネ・ケリフ(女子ボクサー)性別騒動で話題!
冒頭でも書かせていただきましたが、このイマネ・ケリフ選手はアンジェラ・カリニ選手と試合をし、わずか45秒で勝利したことに波紋を呼んでいます。
なんと試合直後イマネケリフ選手から浴びせられ得たパンチでヘッドギアがズレました。
さらに本人曰く鼻に激痛が走ったため、自身から試合を立ち去って放棄したのです。
これを受け、過去にイマネ・ケリフセンスは昨年の世界選手権で性別適格性検査に合格しなかった過去もあるのです。
自称女性イマネ・ケリフ(アルジェリア)
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アンジェラ・カリニ(イタリア)
命の危険を感じ開始46秒で棄権生まれ持った骨格は変わらないし男性と女性の力の違いも明らかなのにIOCはなぜ参加を許可したのか
今回のオリンピックは純粋に楽しめない#女子ボクシング
— ショウ (@syounokintore) August 1, 2024
これにさまざまな声がSNSを通じて寄せられています。
一方でメディアではこのように報道しています。
パリ五輪は1日、ボクシング女子66キロ級2回戦が行われ、イマネ・ケリフ(アルジェリア)がアンジェラ・カリニ(イタリア)に勝利した。開始46秒でカリニが棄権。ケリフは昨年の世界選手権で性別適格性検査に不合格となり、出場権を剥奪された過去がある。国際オリンピック委員会(IOC)は「完全に出場資格がある。魔女狩りのようなものに変えない責任がある」などと主張している。初回、序盤からケリフの強打を浴びたカリニは、棄権を選択。納得いかない様子で怒りの声も上げていた。ケリフの勝利が場内にコールされると、カリニは膝をキャンバスにつけて号泣。握手などは交わさずリングを降りた。英高級紙「テレグラフ」は試合後、「あれほど強いパンチを受けたことは今までなかった」と話すカリニのコメントを紹介。鼻を骨折した可能性もあると伝えた。同紙によると、ケリフは国際ボクシング協会(IBA)主催の昨年の世界選手権でDNA検査を実施した際、XY染色体を持っていることが証明されたとして、出場権を剥奪されている。同紙は「IOCは最悪の形で女性を裏切っている」と題する記事でIOCのスポークスマン、マーク・アダムズ氏が試合前に話したコメントを紹介。「これらのボクサーは完全に出場資格がある」と主張しているという。パリ五輪には、同じく世界選手権で性別適格性検査に不合格となったリン・ユーティン(台湾)も出場している。アダムズ氏は「彼女たちはパスポート上女性である。このように汚名を着せ始めるのは有益ではない。私たちは皆、これを魔女狩りのようなものに変えない責任がある」と話した。同紙は「世界スポーツで最大の運営組織にとって遥かに大きな責任は、女性の安全を守ることだ」と批判的に報じている。ケリフは2021年東京五輪はライト級で出場し、準々決勝まで進出していた。
引用元:THE ANSWER
おそらくですが、あまりのパンチの衝撃に自信で命の危険を感じたのでしょう。
これについては正しい判断と感じますが、試合の出場の可否について疑問が残ります。
イマネ・ケリフ(女子ボクサー)トランスジェンダーではなく性分化疾患だった!?
イマネ・ケリフ選手ですが、SNSやネットで噂されているのは「トランスジェンダー」ではないか?です。
調べを進めてみるとトランスジェンダーではなく、性分化疾患ではないかと言われています。
トランスジェンダーは性同一性障害であり、心の性別と体の性別が一致しないことを指しますが、この性分化疾患は違います!
性分化疾患については以下のようなものになります。性分化疾患とは、卵巣(らんそう)や精巣(せいそう)などの性腺や子宮などの内性器、あるいは外陰部が典型的な男性または女性の形態をとらない先天性疾患です。 様々な疾患が含まれており個々の疾患により病態も異なるため、疾患ごとに対処方法が異なってきます。
引用元:日本小児科泌尿器科学会
つまり、先天性の疾患ということになります。
XYの染色体(男性の染色体)を持ちテストロンチが高いのが特徴の性分化疾患患者ということになるのです。
これについては男性か女性か判別をつけることが難しいですが、オリンピック委員会の判断は出場OKを出したのでなんとも言えませんが。
これについては未だに賛否の声が多数挙げられており、騒動が収束するまでには時間がかかりそうです。
イマネ・ケリフ(女子ボクサー)プロフィールや顔画像!
- 名前:イマネ・ケリフ(IMANE KHELIF)
- 生年月日:1999年5月2日
- 年齢:25歳
- 出身地:アルジェリア ティアレット
- 身長:178cm
幼い頃からイマネ・ケリフ選手はボクシングをやっていたようですが、本格的に始めたのはボクシングを始めたのは比較的遅く、2016年にリオオリンピックを観戦したことがきっかけでした。
実際には家族の理解が得られず、父親は性別から反対していたと言われています。
イマネ・ケリフ(女子ボクサー)顔画像
イマネ・ケリフさんの顔画像に注目が集まっています。
SNSを調べてみたところ、インスタにて本人アカウントが存在します。
そこには練習の際の顔画像などが数多くアップされていますのでチェックしてみます。
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ネットの声
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ここで伊首相が出てきたり、カウンターでトランスヘイトとか頓珍漢な展開へ。 ケリフ選手が試合に負けてたらこうはならなかったという単純な話かもしれない。
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生まれ持った骨格は変わらないし男性と女性の力の違いも明らかなのにIOCはなぜ参加を許可したのか
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選手の件で、まるで鬼の首をとったかのような発言をしている人が目につくが。よく調べてから発言した方がいいのかなと思う。自分等が軽々しく「こうだ」って言えるような問題ではないと思う。
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LGBT議論にゆるく関わってた人が反対派になる切っ掛けになってそう ただ東京五輪では敗退と無双ってわけでもないらしい 女性判定に至っただけのハンデが存在するのだろうか・・・?
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アルジェリアは主にイスラム教の国なので、性別変更もホルモン補充も許されていないらしい。 つまりイマネ・ケリフ選手は国籍を変えない限り男子ボクシングには出られない。 色々な身の上を知ると気の毒だけど、対戦相手だって気の毒。