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現在、中国の内モンゴル自治区から採れる物質でも最も危険なのがウラン混入の石炭です。

先日もウラン鉱山で起きた核汚染事故が報道され、汚染物質が大量放出しているという噂が世間を騒がせています。

2023年9月6日には石炭配送トラックが放射能汚染に遭い、運転手が放射能障害で亡くなりました。

更に中国各地で黄砂が発生し、今後は日本などの近隣諸国にまで汚染が広がるのではないかと危惧されています。

今回は内モンゴル自治区で起きた二度の核汚染事故や、ウラン混入の石炭が確認された場所について紹介します。

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内モンゴル自治区の炭鉱で起きた核汚染事故とは?

まずは内モンゴル自治区の核汚染事故が注目されるようになったきっかけについて紹介しなければなりません。

2023年2月22日、内モンゴル自治区の炭鉱で大規模な崩落事故が起き、そこにいた作業員や車両が巻き込まれました。

炭坑内にはウランが充満しており、このままでは作業員達の生死に関わる事態となります。

この事故で5人が死亡し、残る48人が生き埋めになってしまう中、現場では200人以上の消防隊員が救助活動に当たっていきます。

習近平国家主席は今回の事故を受け、「行方不明者とケガ人の救出に全力を尽くす」と表明し、事故原因の究明と責任の追及を進めるように指示しました。

こうして懸命の救助作業が連日行われますが、行方不明者の安否は依然としてわからず、彼らの捜索及び救助はそのまま打ち切られたようです。

ネットでは捜索打ち切りが今回の核汚染事故が外部にバレないよう、中国政府が隠蔽したのではないかという意見が多く挙がっています。

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内モンゴル自治区の放射能汚染でトラック運転手が死亡!

内モンゴル自治区の放射能汚染は2月の崩落だけで収まらず、新たに発生してしまいました。

それは2023年9月6日に内モンゴル自治区のオルドス炭鉱で起きたもので、巻き込まれたのは石炭を運んでいたトラック運転手2人です。

この時運んでいた石炭にはウランが含まれており、それをモロに浴びてしまった運転手は2人とも放射能障害によって亡くなりました。

中国政府はこの事故を受け、北京化学防衛隊に核レベルの装備をした上でオルドス炭鉱の放射能汚染に対処するように命じます。

現在、北京化学防衛隊による放射能汚染の後処理が進められていますが、その原因は依然として定かではありません。

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喘息患者が大量発生!ウランが雷雨となって内モンゴル自治区に拡散!?

内モンゴル自治区での放射能汚染は、国民にも多大な被害をもたらしています。

2023年9月2日、内モンゴル自治区フフホト市の主要病院に突然、咳や息切れを訴える患者が大量に押し寄せ、全ての病院が混乱に見舞われるという事態が発生しました。

内モンゴル自治区の他の都市でも同じ症状が確認され、国民を脅かしています。

中国政府からは雷雨によって拡散した花粉によるアレルギーという説明が入りましたが、それ以上にウラン探鉱の核汚染物質が各地に被害をもたらしているのではないかという国民の疑いが強いです。

採掘の際に炭鉱から飛散したウランが雷雨に紛れて降り注ぎ、それを吸い込んだ人々が健康を害し、喘息という形で発症したという見方もあります。

そのため「採掘をやめろ」と政府に呼びかける国民の声も日々強まっているようです。

また中国では黄砂が発生しやすいので、今後はウランが黄砂に紛れ、日本など近隣の国にも降り注ぐのではないかとも危惧されています。

ウラン混合石炭とは何か?内モンゴル自治区の放射能汚染はこれが原因!?

放射能汚染に限らず、大気汚染など中国で起きている環境問題の原因だと言われているのが、ウラン混合石炭です。

これは数年前からモンゴルなどの北方地域にある火力発電所の周辺で確認され、異常に高い放射線が検出された事から、早くも問題視されていました。

ウラン混合石炭から抽出される放射線量は規制値の数百倍にもあたり、専門家の調査によって石炭から放射線が出ている事が突き止められました。

また運の悪い事に、ウラン混合石炭は中国全土に流出している事から、いつ使用地区で放射線被害が出てもおかしくないと言われるほど、危険な状況にありました。

中国では工業地帯のみならず、各家庭でも石炭を焚いて生活しますが、このまま放っておけば国民全員が滅んでしまいます。

なので石炭の使用禁止が国民の間で呼びかけられているようです。

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最後に

内モンゴル自治区で起きた二度の核汚染事故や、ウラン混入の石炭が確認された場所について紹介しました。

現在、内モンゴル自治区ではウラン混入の石炭が大量発生し、そこから生じた放射能汚染や喘息によって多くの国民が苦しめられています。

原因の究明も大事ですが、まずは石炭の採掘及び使用を一時中止し、安全な生活を取り戻す方が大事なのかもしれません。

ウラン混合石炭で苦しむ人が少しでも減り、再び平和な生活を送れる日が来る事が望まれます。