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悲しいニュースが飛び込んできました!

「ペンギン投法」で知られるヤクルトの主力投手だった安田猛さんが亡くなったことが2月20日、関係者の話で明らかになりました。

安田猛さんとはどのような方だったのか、死因や家族などについて調査してみました。

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安田猛さんの死因はがん!

元ヤクルト主力投手で、「ペンギン投法」などで知られていた安田猛さん(享年73)が亡くなっていたことが、2月20日、関係者の話で分かりました。

安田猛さんは1981年に現役を引退して以降、コーチやスコアラーなどを務め、その後「最後に母校で指導したい」と、2017年1月から母校の小倉高校で硬式野球部のコーチに就任し、秋から監督に就任予定でした。

しかし、同年2月に体調を崩して病院に行ったところ、スキルス性の胃がんがステージ4まで進行していることが判明し、余命1年と宣告されたとのことです。

スキルス性の胃がんとは、胃がんの約10%に発生する胃がんの1つで、胃の壁が硬く、厚くなり内部を這うように病巣が広がっていくため発見がしにくく、発見された時には既に進行していて60%以上の患者さんで転移が見られるという特徴があります。

安田猛さんは現在まで闘病中だった

安田猛さんは2017年3月10日付で小倉高校野球部のコーチを退任し、退任後は6週間に1回のペースで都内の病院へ入院し、入院のたびに抗がん剤の投与を72時間受ける生活を繰り返し、がんの進行を止めるという治療を行っていたとのことです。

闘病を続けながら、合間を縫って小倉高校での指導を不定期で続けていたのですが、2019年7月11日にヤクルト球団設立50周年を記念したOB戦に出場したのが、生前最後の公の姿となってしまいました。

安田猛さんプロフィール

  • 名前:安田 猛(やすだ たけし)
  • 生年月日:1947年4月25日
  • 出身地:福岡県椎田町(現:築上町)
  • 身長:173cm
  • 体重:72kg
  • 出身高校:福岡県立小倉高等学校
  • 出身大学:早稲田大学教育学部

安田猛さんの経歴について

小倉高校から早稲田大学へ進学し、小坂敏彦さん(元巨人)、谷沢健一さん(元中日)、小田義人さん(元ヤクルト)らと共に1968年秋の東京六大学野球リーグ優勝に貢献しました。

そして、小田義人さんと共に社会人野球の大昭和製紙に進み、1970年の第41回都市対抗野球大会で最優秀選手の橋戸賞を受賞しました。

その後、1971年にドラフト6位でヤクルトに入団し、社会人時代に覚えたスローボールを駆使して、「ペンギン投法」と呼ばれた独特の左サイドスローで、1年目からリーグ最多の50試合に登板し7勝5敗、防御率2.08の好成績で新人王最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

1973年には、リーグ最多の53試合に登板し、防御率2.02で最優秀防御率のタイトルを獲得(プロ入りから2年連続で最優秀防御率を獲得したのは、稲尾和久さんと2人だけという快挙)し、さらに81イニング連続無四死球のプロ野球記録を樹立しました。

1975年からは先発に回り、4年連続二桁勝利を記録し、松岡弘さんとともに左右のエースとして毎年15勝前後の勝ち星を挙げ、1978年には15勝をあげてヤクルトの初優勝に貢献しました。

右膝を故障した1979年以降は成績が低迷してしまい、1981年には左膝の半月板も損傷し、同年限りで現役を引退しましたが、プロ通算93勝80敗17セーブ、防御率3・26で、「王貞治キラー」とも呼ばれていました。

引退後はヤクルト球団に籍を置いたまま、投手コーチ、スカウト、スコアラー、編成部長を歴任し、コーチ時代には2度のリーグ優勝と1993年の日本シリーズ制覇に貢献されました。

2009年限りでヤクルトを退団後、2010年から夕刊フジの野球評論家へ就任し、評論活動と並行しながらJR東日本硬式野球部の投手コーチも臨時で務めていらっしゃいました。

そして、前述の通り、2017年1月から母校の小倉高校で野球部のコーチに就任したのですが、3月10日付でコーチを退任されました。

また、いしいひさいちさんの人気漫画「がんばれ!!タブチくん!!」では、安田猛さんがモデルの「ヤスダ投手」が登場し、「新魔球」をたびたび披露して活躍していました。

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安田猛さんの嫁や子供の存在は?

「ペンギン投法」などで知られた安田猛さんは73歳で亡くなりましたが、ご結婚はされていたのでしょうか?

調べてみましたが、安田猛さんが結婚されていたのかやお子さんがいらっしゃったのかなどの情報はありませんでした。

ネットの声

  • 安田猛さん亡くなったのか。

  • 安田が逝ったか…(´;ω;`)

  • いしいひさいち作品でも見るか。。。

  • 好調時の球の切れは凄かったなあ。 ご冥福をお祈りいたします。

  • 頑張れタブチくんでも人気キャラでしたね 若過ぎる

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最後に

「ペンギン投法」で知られる安田猛さんについて書かせていただきました。

安田猛さんのご冥福をお祈りいたします。