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日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の初代チェアマン・川淵三郎さんが話題です!
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し批判されていた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任の意向を固めたとのことなのですが、後任には川淵三郎さんを充てる方向で進んでいるとのことです!
川淵三郎さんとはどんな方なのか、過去の騒動なども調査してみました。
森喜朗会長が辞任!
【森会長が辞任意向 12日表明へ】https://t.co/AgcGazjfOq
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 11, 2021
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83歳)は、2月3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議会にて、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などという女性蔑視ともとれる発言をしました。
翌日には会見を開いて発言を撤回し謝罪していましたが、辞任はせず、役職を全うする考えを示していました。
しかしその後、東京大会を支えるボランティアを辞退する人が相次ぎ、2月10日までに少なくとも500人を超え、聖火リレーのランナーを辞退する人も出始めていたり、国際オリンピック委員会も「完全に不適切だ」と声明を出したりと、国内外から批判が高まっていました。
森喜朗会長の進退については、2月12日午後に開かれる組織委員会の理事・評議員による合同会議で議論される予定だったのですが、複数の与党幹部によると、森喜朗会長は大会組織委員会の会長職を辞任する意向を固めて伝えてきたとのことで、合同会議で辞任を表明する予定とのことです。
サッカー初代チェアマン・川淵三郎さんがオリンピック会長任命?
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長職を辞任する意向を固めた森喜朗さんの後任には、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員の川淵三郎さんを充てる方向で調整が進められているとのことで、起用の最終調整に入っているそうです。
2月11日、川淵三郎さんは千葉県内のご自宅前で取材に応じ、2月10日に森喜朗会長から就任への打診があり、11日に1時間面会して改めて森喜朗会長から「川淵さんしかいない」と、頼まれて後任を受けることにしたことを明かしました。
そして、「人生最後の大役と思ってベストを尽くしたい」と、意気込みを語られていました。
また、会長就任後は森喜朗さんに「相談役」に就任するよう要請する考えとのことで、森喜朗さんにも「自分が受けるならば、森さんには相談役でサポートしてほしい」とお願いしたそうです。
サッカー初代チェアマン・川淵三郎さんプロフィール
【森氏を「相談役」 川淵氏意向】https://t.co/g0JOISn0Gd
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞任する意向を固め、後任として起用の最終調整に入っている川淵三郎氏が11日、取材に応じた。正式に会長に就任した後には、森氏に「相談役」就任を要請する意向を明らかにした。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 11, 2021
- 名前:川淵 三郎(かわぶち さぶろう)
- 愛称:キャプテン、槍の川淵
- あだ名:サブ
- 生年月日:1936年12月3日(84歳)
- 出身地:大阪府高石市
- 身長:172cm
- 体重:72kg
- 出身校:早稲田大学第二商学部商学科
- 家族:妻と2女の4人家族
サッカー初代チェアマン・川淵三郎さんの経歴について
川淵三郎さんは、元サッカー選手で、1964年には日本代表として東京オリンピック出場し、対アルゼンチン戦ではゴールも決め、その後、1970年に現役を引退し、古河電気工業サッカー部コーチに就任し、1980年11月には日本代表監督に代行就任しました。
1991年11月に社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)初代チェアマンに就任し、退任後は第10代日本サッカー協会(JFA)会長に就任され、退任後名誉会長を経て、2012年6月に最高顧問に就任、2018年3月には相談役に就任されました。
そして、2019年12月、東京オリンピック・パラリンピック選手村村長に就任することが決まり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に就任予定となっています。
サッカー初代チェアマン・川淵三郎さんの過去の激怒騒動とは?
2019年1月26日、川淵三郎さんは都内で行われた、各競技のアナリストが競技の枠を超えて意見を交換する日本スポーツアナリスト協会のイベントに出席し、「今、最も怒っている高野連のこと」と、日本高野連に対して激怒しました。
2018年12月、高知市内で行われた高知商のダンス発表会に、同校の引退した3年生部員が甲子園での応援に対する感謝の思いで参加し、ユニフォーム姿で踊ったのですが、入場料が500円だったため、日本高野連は「商業的利用にあたる」と問題視して、高知商野球部に対しての処分を検討中でした。
川淵三郎さんは、2019年1月15日に、講演のために滞在していた高知市でこの騒動について聞いたとのことで、「最初は野球部員がダンスなんて素晴らしいと思っていたら、高野連が問題にしているという。こんなばかげた話があるか」と激怒し、ツイートしていました。
さらに、日本スポーツアナリスト協会のイベントでは1000人近い出席者に向けて、「甲子園の入場料は新聞社のことで知りませんというんだ」「誰が考えてもおかしい」「(高野連などアマチュア野球界の)頭の中身は明治(時代)から変わっていない」などと言葉を荒げました。
ネットの声
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また高齢男性なのも疑問ですが、あの月刊「Hanada」を愛読書と公言する人間性にも疑問。
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ねぇ、どういう経緯で川淵三郎氏を選んだの?凄く興味あるから教えてよ。
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組織委会長の後任とされる川淵三郎、これはアウトだ。
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森喜朗さんの後任が川淵三郎さんだと噂されているけど、83歳から84歳へバトンタッチって、どれだけ時が止まってるんだ我が国。
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森さん辞任で世間がざわついている中、我らがキャプテンこと川淵三郎氏が後任という嬉しいニュースも!川淵さんに託します‼︎
最後に
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の初代チェアマンで、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員の川淵三郎さんについて書かせていただきました。
川淵三郎さんの会長就任については、ネットでは批判の声が多いようですね。