瀬古昴(利彦さん長男)の死因は悪性リンパ腫！プロフィールや年齢は？嫁や子供は？

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悲しいニュースが飛び込んできました。

陸上男子マラソンでオリンピックに2度出場した瀬古利彦さんの長男・瀬古昴さんが4月13日、神奈川県内の病院で亡くなりました。

瀬古昴さんはどのような方だったのか、死因やプロフィール、ご家族などについて調査してみました。

利彦さん長男・瀬古昴さん逝去

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— 時事メディカル (@jijimedical) April 16, 2021

陸上男子マラソンでオリンピックに2度出場した瀬古利彦さんの長男・瀬古昴さん（享年34歳）が4月13日22時37分に神奈川県内の病気で亡くなったことを、4月16日に瀬古利彦さんが発表しました。

瀬古昴さんの葬儀・告別式は4月19日9時30分から東京都目黒区下目黒にある羅漢会館で、家族葬にて執り行うということで、喪主は瀬古利彦さんが務められるそうです。

4月13日に亡くなった瀬古昴さんの死因は、悪性リンパ腫の一種、ホジキンリンパ腫です。

ホジキンリンパ腫とは、リンパ球の中に巨大なリード・ステルンベルグ細胞が増えることが特徴で、症状としては、首や脇の下、足の付け根などリンパ節の多いところに痛みのないしこりが現れ、進行すると全身に腫れが広がります。

欧米に比べて、日本では発症頻度は低いとされているのですが、20代、50～60代の年齢で増加傾向にあり、発症の原因はまだ明らかになっていないそうです。

瀬古昴さんは2012年、25歳の時にホジキンリンパ腫を発症し、結節硬化型の古典的ホジキンリンパ腫だと診断され、入退院を繰り返し、弟をドナーにした骨髄移植、化学療法、放射線治療、免疫療法薬オプジーボなどといった多くの治療を受けてきたそうです。

しかし、一度も病気は消えず、副作用や合併症とも戦いながら治療を続けられてきました。

そして、2020年初めに脳へ転移してしまったということなのですが、ホジキンリンパ腫が脳へ転移することは稀ということで、瀬古昴さんはショックを受けられたそうです。

その後、1ヶ月ほど放射線治療をしたのですが、夏には肺にカビが生えてしまって3ヶ月入院、さらに首のリンパ節が腫れてきてしまって再度放射線治療を行ったということです。

治療が進んで10月末に退院できたそうなのですが、11月には肺のカビが再発してしまい、自宅で療養することになりました。

2021年3月末には腰椎への転移が発覚したのですが、これを放置してしまうと尿管や腎臓を圧迫する危険があるということで、放射線治療のための入院が決定したということです。

そして、4月13日に息を引き取りました。

瀬古昴さんは、日本陸上競技連盟の強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダー（理事兼任）の瀬古利彦さんの長男として誕生しました。（兄弟は4人）

瀬古昴さんは慶応義塾大学に進学され、「環境サークルCUE」に所属して熱心にエコ活動をされていたそうで、大学卒業後は1年間会社に勤務した後、「ピースボート地球一周の船旅」に参加したそうです。

その帰国から1年後、2012年にホジキンリンパ腫を発症し、数々の治療を試されてきました。

2021年3月8日には、8年を超える闘病生活や家族との触れ合いを、あえてユーモラスにつづった著書「がんマラソンのトップランナー・ぶっとび伴走　瀬古ファミリー」を文芸春秋社から出版されました。

瀬古昴さんは著書出版後に、書店の前でご家族と写真を撮影されていて、本を書くことについて、「こんなに楽しいことはこの数年間なかった」と話していました。

「がんマラソンのトップランナー・ぶっとび伴走　瀬古ファミリー」は、アマゾンで一時品切れ状態になるほど大人気で、電子書籍化も決定しています。

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前述の通り、瀬古昴さんは享年34歳で、1986年生まれです。

瀬古昴さんにが結婚しているという情報はありませんでしたので、おそらく独身だと思われます。

2020年12月の記事で、「結婚、恋愛。やっぱりうらやましいです」「友人たちよ、家族の写真をあげて喜んでるけど、家族をつくれない人の気持ち考えたことある？」と言いたくなってしまうこともあったとおっしゃっていたので、結婚はされていないようです。

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4月13日に悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫で亡くなった瀬古昴さんについて書かせていただきました。

瀬古昴さんのご冥福をお祈りいたします。