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日本の夏の風物詩とも言える青森ねぶた祭りにて暴行事件が起きました。

事件が起きたのは祭りのフィナーレとなる8月8日であり、運行関係者がねぶたの曳き手を暴行する姿がSNSで拡散され、物議を醸しています。

今や体罰やパワハラが原因で非難される事が非常に多い時代なので、この反応は至極当然と言えるでしょう。

伝統的な日本の祭りであるにもかかわらず、なぜこのような事件が起こってしまったのでしょうか。

今回は青森ねぶたの裏で暴行事件を起こした犯人について、名前や顔画像などの情報を紹介します。

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青森ねぶたの暴行動画を紹介!

まず青森ねぶたでの暴行動画を紹介します。

動画が投稿されたのは8月8日であり、祭りのクライマックスで事件が起きた事からショックを受けた人が続出しました。

台車の曳き手に対して平手打ちしたり、団扇ではたいたりと、大勢の観客の前で堂々と暴力を振るう姿がカメラに収められています。

暴力の振るい方も最初は手持ちの団扇や扇子によるものから、次第に平手や拳で殴るという風にエスカレートしています。

殴られた男性の身に付けていたものが地面に落ちたりと、どれだけの衝撃が強かったかも動画から伝わってくるでしょう。

今年の青森ねぶたはコロナ禍による中止が重なり、2019年から4年ぶりに開催されただけに、非常に後味の悪い終わり方となってしまいました。

Twitterでも批判の声が殺到しており、青森ねぶたの廃止を訴えるまでにヒートアップしています。

今回の事件は単なる暴力沙汰ではなく、日本の伝統行事を失いかねないまでに危険なものと認識されるようになってしまいました。

青森ねぶたの裏で暴行事件を起こしたのは誰?

驚くべき事に、暴行事件を起こしたのは青森ねぶたの関係者でした。

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犯人は「扇子持ち」というポジションの男性2人で、台車(ねぶた)の進路を導いたり、ねぶたを上下左右に動かしたりと、他のメンバーに指示を出して操る指揮官とも言うべき人物です。

普段は青森青年会議所という運行団体に所属していますが、ねぶたの関係者が事件を起こした事については、周囲から批判の声が殺到しています。

暴行事件の犯人の名前や顔画像は?

扇子持ちの男性2人の名前や顔画像については、公表されていません。

これについては男性が一般人だから、公表する訳にはいかなかったという事情があるためだと思われます。

TwitterやInstagramでは青年会議所のメンバーが後ろ姿でねぶたの前に立つ姿が投稿されましたが、この人物が扇子持ちという確証はありません。

青森青年会議所の公式サイトでは会員一覧が掲載されていますが、役職持ちの役員ばかりだったので、現場にいる人間については確認できませんでした。

ちなみに暴行事件を受け、青森青年会議所のInstagramは鍵垢となって閲覧できなくなっています。

SNS投稿の削除についてはかなり早く対策しているので、今や暴行事件の犯人を画像で調べる事はできないようです。

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青森ねぶたで暴行事件が起きた理由やその顛末を紹介!

なぜ青森ねぶたの最中に暴行事件が起きてしまったのでしょうか。

扇子持ちの男性によれば、「ねぶたが障害物にぶつかり、気合を入れ直すために殴った」との事です。

この時に殴られた曳き手は6人おり、そのうち5人がボランティアスタッフでした。

ボランティアで参加した人は慣れないねぶたの操作に戸惑っていたでしょうし、急に殴られてたまったものではなかったでしょう。

口頭で注意すれば良かったものを当然のように暴力を振るう辺り、常識のある人間の行動とは思えません。

青森青年会議所はこの一件について、「この行為は決して許されないものであったと認識しております」とコメントしています。

扇子持ちの男性も深く反省しており、曳き手との和解が成立しました。会議所も謝罪し、今後は再発防止のために管理・指導を徹底すると答えています。

しかし、スタッフが暴力を振るうという事件が発生してしまったばかりに、この対応を疑問視する声は今なお収まりません。

青森ねぶた暴行事件に対する世間の声は?

今回の暴行事件に対し、ネットでは戸惑いや非難の声が相次いでいます。

4年ぶりの開催というだけあって、青森ねぶたへの参加を待ち望んでいた人は非常に多かったと思います。

動画を見た人の間でも「伝統的なお祭りにこのような声が起きてしまい残念」というコメントが多かったです。

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最後に

青森ねぶたの裏で暴行事件を起こした犯人について、名前や顔画像などの情報を紹介しました。

犯人は扇子持ちの男性2人であり、通行中に障害物にぶつかった曳き手の気合いを入れ直そうという考えから、今回の事件を起こしたようです。

今回の事件を受けて青森ねぶたのイメージが悪化し、ネット上では青森ねぶたの廃止を訴える声まで上がっています。

本当に廃止されるという最悪の事態にならないよう、犯人や関係者には深く反省した上で青森ねぶたを続けて欲しい所です。