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ドーピング疑惑で北京オリンピックへの出場が問題視されていたロシアの15歳、カミラ・ワリエワのコーチであるエテリ・トゥトベリーゼさんが話題になっています!
エテリ・トゥトベリーゼコーチは、2月17日に行われたフィギュアスケート女子フリーで、ドーピング疑惑が問題視されていたカミラ・ワリエワ選手に対し、演技後「なぜあきらめたの? なぜ戦いをやめたの? 説明して」と詰問したため、炎上しています。
カミラ・ワリエワ選手のコーチであるエテリ・トゥトベリーゼさんはどのような人物なのか、炎上している責動画やプロフィール、経歴などについて調査してみました。
エテリ・トゥトベリーゼ(ワリエワのコーチ)叱責動画が炎上!
⛸🔥 | Op medelijden van haar coach hoeft Valieva niet te rekenen. Ze is 15 jaar… 🤬🤬 #beijing2022 #figureskating
📺 Iedere minuut zie je op discovery+ pic.twitter.com/SkblZQUkBl
— Eurosport Nederland (@Eurosport_NL) February 17, 2022
連日、北京オリンピックフィギュアスケート女子シングルに出場するカミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑に関するニュースが流れていましたが、ワリエワ選手は「鉄の女」や「氷の女王」といった異名を持つエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生です。
そんなワリエワ選手はショートプログラムでは1位でしたが、フリーではジャンプのミスが続き、最終結果は4位となってしまいました。
そんなワリエワ選手に対し、エテリ・トゥトベリーゼコーチは演技後、「なぜあきらめたの? なぜ戦いをやめたの? 説明して」と詰問したため、炎上しています。
ワリエワ選手のフリー演技を拝見しましたが、「完全に諦めた」という印象はありませんでした。
そもそも「ボレロ」という曲はアップテンポで、さらにエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生の特徴でもある繋ぎ盛り盛りの構成であるため、1度失敗してしまうと修復するのが難しいプログラムだと思います。
それにも関わらず、まとめ上げたのですから、むしろ励ますべきではないか、メンタルのケアをすべきではないかという声も多いです。
エテリ・トゥトベリーゼ(ワリエワのコーチ)のプロフィール
- 名前:エテリ・ゲオルギエヴナ・トゥトベリーゼ(Этери Георгиевна Тутберидзе)
- 生年月日:1974年2月24日(47歳)
- 出身地:ロシア
- 職業:フィギュアスケートコーチ(サンボ70)
エテリ・トゥトベリーゼ(ワリエワのコーチ)の経歴は?
エテリ・トゥトベリーゼコーチコートは元々シングルの選手で、後にアイスダンスの選手に転向しましたが、現役時代は目立った成績は残していません。
フィギュアスケートのコーチや振付師にはアイスダンス出身者も多く、また、目立った成績を残していない方も多いのですが、選手としての実力とコーチとしての指導力は別物なのだと思われます。
そんなエテリ・トゥトベリーゼコーチは、アメリカでコーチをした後、ロシアに帰国してロシアのコーチとなりました。
エテリ・トゥトベリーゼコーチが一躍有名になったのは、ソチオリンピックで活躍したユリア・リプニツカヤ選手くらいからでした。
ユリア・リプニツカヤ選手は16歳でソチオリンピックに出場し、団体戦での金メダルに大きく貢献したのですが、翌シーズンからジャンプが崩れ始め、後に拒食症であったことも告白しました。
しかし、ユリア・リプニツカヤ選手の成績が落ち始めた後は、エフゲニア・メドベージェワ選手が数々の大会で金メダルを獲得しまくって敵なしだったため、「またエテリ・トゥトベリーゼコーチのところの選手だ」と話題になっていました。
そして平昌オリンピックのシーズンには、アリーナ・ザギトワ選手が出てきました。
ザギトワ選手もエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生で、当時15歳であり、まだジュニアでも戦える年でした。
ジュニアで十分成長してからシニアに上げることも多いのですが、エテリ・トゥトベリーゼコーチは平昌オリンピックシーズンにザギトワ選手をシニアに上げ、見事ザギトワ選手は金メダルを獲得しました。
それまでずっと金メダルを獲得し続けてきたメドベージェワ選手は銀メダルに終わり、「どうしてこのタイミングでザギトワ選手をシニアに上げたの!」と、エテリ・トゥトベリーゼコーチに言ったと言われており、メドベージェワ選手はその後、エテリ・トゥトベリーゼコーチの元を離れました。
そして、ザギトワ選手もリプニツカヤ選手のように、体型変化の影響もあってオリンピックの翌シーズンから成績を落とし始めました。
その後、表彰台を独占するようになったのがロシア3人娘、
- アンナ・シェルバコワ選手
- アレクサンドラ・トゥルソワ選手
- アリョーナ・コストルナヤ選手
であり、全員エテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生でした。
「エテリ・トゥトベリーゼコーチは次から次へとものすごい選手を輩出するが、その選手たちは数年も持たない」というのは、フィギュアスケートファン全員が認識していたと思います。
そして、北京オリンピックでは、ロシアからは
- アンナ・シェルバコワ選手(金メダル)
- アレクサンドラ・トゥルソワ選手(銀メダル)
- カミラ・ワリエワ選手(4位)
の3人が出場し、優秀な成績を収めましたが、この3人も全てエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生です。
しかし、前述の通り、エテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生は選手生命が短いことで知られていますので、トゥルソワ選手やワリエワ選手に「次のオリンピックで~」は通用しませんし、次のシーズンからはだんだん成績が落ちていってしまうことが予想されます。
それでも、今後も4回転をバンバン飛ぶようなすごい選手がエテリ・トゥトベリーゼコーチの元から輩出されると思いますが、その選手たちには、現役が終わった後の人生もありますし、その後の人生の方が長いです。
そんな子どもたちが拒食症などで苦しまないことを祈るばかりです。
ネットの声
ドーピング疑惑が問題視されていたカミラ・ワリエワ選手のフリーの演技後、「なぜあきらめたの? なぜ戦いをやめたの? 説明して」と詰問したとして炎上しているエテリ・トゥトベリーゼコーチについて、ネットでも様々な声が上がっているため、その一部をご紹介していきます。
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色々と過去記事を掘り下げていくと、彼女がコーチを務めるサンボ70というフィギュア養成所が組織的ドーピングに関して非常に怪しいと個人的に感じ始めてる。
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スケート人生を台無しにさせて、訳の分からない言い訳をさせて15歳の女の子1人矢面に立たせて何も声明を出さないサンボ70とエテリ・トゥトベリーゼ
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リプニツカヤを育て、2018年平昌大会のザギトワ、メドベージェワを育て、そして、今回はワリエワ、トゥルソワ、シェルバコワはすべてエテリ一門。今回のドーピング騒動も彼女の存在感を強めています
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ロシアのフィギュア界は短期短命の量産型選手が毎年使い捨てにされているように感じます
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エテリ・トゥトベリーゼは少なくとも責任ある立場であり、キスクラに乗るべき人間ではない。
最後に
ドーピング疑惑が問題視されていたカミラ・ワリエワ選手のフリーの演技後、「なぜあきらめたの? なぜ戦いをやめたの? 説明して」と詰問したとして炎上しているエテリ・トゥトベリーゼコーチについて書かせていただきました。